
Canopyon Initiative
ビジョン・ミッション
アフリカの農村に、自立して回り続ける
『まっとうな経済のエコシステム』を実装する
私たちの存在意義
私たちは、外部からの単発の援助金に依存した一過性の支援は行いません。現地の伝統的な相互扶助組織と草の根金融(SACCO)、適切な農業テクノロジー、そして高品質な市場へのバリューチェーンを網羅的に繋ぎ合わせ、農村の誰もが搾取されることなく、働いた分だけまっとうに報われ、富が地域に還流し続ける「絶対に破綻しないエコシステム」の社会実装を目指します。
設立背景:10年の試行錯誤と、非営利法人立ち上げの必然性
代表の薬師川は2016年に現地法人 Alphajiri Limited を創業し、ケニア国内の農村地域で600名の小規模農家を39の自助グループ(チャマ)へ組織化し、大豆栽培を通じた自立運営を主導してきました。農産物の生産・加工・流通を一気通貫で行うビジネスモデルを確立。卸売・小売で黒字化を達成し、約30名の現地雇用を創出するまでに成長させました。
しかし、事業成長と収益の再投資を重視するソーシャルビジネスを10年間必死に推進する中で、私たちは民間ビジネスの枠組みだけでは超えられない、現地特有の構造的限界にぶつかりました。
市場での競争力や効率性を追い求めようとすると、日々の生活基盤すら成り立たない、最も脆弱なコミュニティ層が抱える本質的な課題(一時的な現金困窮から悪質なブローカーに搾取される信用の問題や、ジェンダーに起因する家庭内貧困など)へのアプローチが極めて困難になります。
人々の生活のセーフティネットとなる相互扶助の仕組みや、地域全体の社会・教育基盤という「非営利の土台」があって初めて、持続可能なビジネス(営利)も初めて健全に成立する。この10年の試行錯誤と痛感から、民間ビジネスの枠組みを超え、中長期的な視点で農村の根幹を支えるために、2025年に一般社団法人Canopyon Initiativeを創設しました。
3つの主要事業
1. 農村コミュニティの活動強化(生産者基盤づくり)
ケニアでは、コーヒー・紅茶・酪農といった一握りの伝統的バリューチェーンを除き、農協の機能がほぼ存在しません。そのため、当法人は地域独自の相互扶助組織(チャマ)をプラットフォームとして活用します。ただし、チャマ単体での構築には時間がかかるため、組織の強化と円滑化に向けて、生産者に密なファイナンス(融資等)を提供するSACCO(信用協同組合)等の金融機関との協働を強化し、脆弱な人々のための強固なセーフティネットを構築します。
2. 公共・研究・教育機関との協働(社会・事業・教育の基盤づくり)
国内外の大学、国家機関、民間企業と連携し、果樹等の品種改良技術の移転や農業機械化(歩行型トラクター)カリキュラムの開発を推進。あわせて、次世代のイノベーションを担うボランティアやインターン等の多様な外部人材の確保・育成も行い、地域全体の公共に資する強固な人材・事業基盤を整備します。
3. ファンドレイジング活動(持続性を支える原資の獲得)
本活動を安定的かつ長期的に継続するため、国内外の助成金、寄付金、賞金の獲得およびパートナーシップの構築を推進します。

一般社団法人 Canopyon Initiative (キャノピオンイニシアチブ)
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目16-12 RJ3
電話:050-5343-7214
メールアドレス:info@canopyon.org